忙しない世界で生きるには…

古田です、

今の子供たちって忙しいですよね。

サッカークラブ、塾、水泳、英会話…

僕自身は幼少期サッカーしか
やっていなかったのですが、
少林寺と体操は人見知りのため体験で断念

現在は習い事も多種多様になっていますし、
いくつもの習い事を掛け持ちしている子供も多く、

帰宅したら21時とか22時とか、
ザラにあるようです。

下手したら大人より忙しいスケジュールで
動いている子供たちもいるのではないでしょうか?

ご飯をしっかり食べる時間や睡眠時間、
家族とコミュニケーションを取る時間も
確保できていない方も多いのではないでしょうか?

ちょっと語弊があるかもしれないのと、
言葉で表現するのが少し難しいのですが、

「子供が子供っぽくない」というか

大人の都合に振り回されている子供が
多い印象があります。

大人は余裕がない

“大人の都合に振り回されている”

というと、これらの状態があたかも
“大人のせい”のような表現をしましたが、

僕たち大人だって時間があれば
子供との時間を確保したいし、

栄養のある食事を取らせてあげたいし、
睡眠をしっかり取って成長を促せてあげたいですよね。

もちろん、習い事も
様々なことをさせてあげたいけど、
経済的や時間的理由でできなかったり、

僕たち大人って余裕がないと思うんです。

それは精神的な部分も含めて、
毎日のタスクに追われている方が多いです。

大人の事情

例えばお父さんであれば
仕事が終わって家に帰ってくれば
18時とか19時という方も多いでしょう。

サッカークラブのコーチならば
むしろ夜が主な勤務時間です。

サッカー部の顧問の先生ならば
8時から16時くらいまで授業で、

そこから事務作業をし、
サッカー部を指導して全てが終わった頃には
19時過ぎとか…

お母さんであれば
朝起きて子供の着替え、洗濯、掃除
朝ご飯の準備、お弁当の準備、

働いてる方であれば仕事に行き、
帰ってきたと思ったら夜ご飯の準備、
洗い物、寝かしつけ…

もちろん全てのご家庭を覗いた訳ではないですし
子供の年代によっても違うと思いますが、

自分自身が父親になってからの経験と
多くの方と話していく中で見えてきたモノ、

ザックリ1日このような流れで
進んではないでしょうか?

どこから変えたら良いのか

先日、総合型地域スポーツクラブの運動教室に
ゲスト参加してきました。

久しぶりに子供たちと触れ合い、
最高に楽しかったですね。

満たされました。

僕は詳しくないのですが
今、総合型地域スポーツクラブが
注目されているらしく、

国からの予算も少しずつ
出る状況らしいです。

要するにこの活動は、

少年団に入りたいけど入れない、
クラブに所属したいけどできない、

という、

何かしらの都合で運動から
遠ざかっている子供たちに向けて
シンプルに楽しいから参加している子もいると思いますが

1つの競技に特化するのではなく
様々スポーツや動きに触れ、

身体を動かすのが好きになったり、
幼少期にしか身につかない身体能力を
向上させることが目的です。

運動を通して気づきを得られ、
遊びを通して学び、成長していく、

そして定期的に外部講師を招くことによって
子供たちの刺激にもなるでしょう。

このような場を設けることによって
学校の先生も助かるし、

親としても助かるし、
子供にとっても楽しいし、

様々なところにwinが隠されていると
思っています。

これを運営するのは大変だと思いますし、
実際にこのような場を提供している方々は
大変だと思いますが、

このような取り組みを行っていることに
感銘を受けました。

親、子供、先生、外部講師、
全員が満たされる空間

今回のような取り組みは
社会問題の解決にも繋がるかと
思っていて、

個人でどうこうできる範囲ではない
のも事実です。

学校や行政、国と連携を取って
進めていかなければならないことも多数あり、

多くの方を巻き込もうと思ったら
やはり予算の問題もありますし、

だからこそやりがいが生まれる取り組みでも
あると思います。

誰かを救おうとすれば
誰かが傷つくような世界じゃなくて、

みんな居心地が良く、
全員にとって心身共に満たされるような
そんな空間が増えたら良いですよよね。

ここで出会った子供たちには
社会の波に飲まれて、テストの点数、
学校の成績に踊らされ、

自分の人生に生きがいを見出だせないような、
そんな人間ではなく、

やりたいことをとことんやり、
他人軸ではなく自分軸を持って生きる、

そして自己肯定感が高く、
自分自身を愛せるような、

そんな人間に成長していって欲しいな、
と感じました。

このような機会を頂いた関係者の方々、
ありがとうございました!!

古田寛幸

追伸:
こちらの中でプロサッカー選手を目指す
子供たちと保護者様に向けて

選手全員の力で何かできればと考えています。
宜しくお願い致します!

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