プロになる人間のたった1つの常識

古田です、

Jリーガーブログに参加する選手たちの
ブログの内容が

とんでもなく良いことばかり
皆さん書いているので、

若干文章を書くことが
プレッシャーに感じてきました。笑

やっぱりプロになる、もしくは
プロであり続ける人間から出る言葉には
重みがあるし、説得力がありますよね。

机上の空論ではなく、
経験ベースでの話が飛んでくるので、

参考になることはもちろん、
これを取り入れるか、腑に落とせるかで
人生が変わってくるのではないでしょうか?

プロを身近に感じて…

僕は北海道札幌市出身です。

北海道コンサドーレ札幌のアカデミー育ちで
ジュニアユース(中学)、ユース(高校)と
プレーしてきました。

17歳時に二種登録させていただき、
トップ昇格、

高校在学中にJリーグデビューを
させていただいたのですが、

そんな僕が小学4、5年だったかな?
ちょっと詳しい年代は覚えていないのですが、

コンサドーレ札幌に入る前の
地元の少年団に行っていた頃、

父親に連れられて、コンサドーレ札幌の練習場、
白い恋人パークに行ったことがあったんです。

(雪の写真しか持っていなかったです笑)

素晴らしい環境なのは皆さん
ご存じの方も多いと思いますが、

確か練習場についたのがチームトレーニングの
終わり頃だと思います。

プロサッカー選手という存在を
まだよく分かっていなかった“ひろゆき少年”は

「とりあえず何となく聞いたことがある選手から
サイン貰えればいいや〜」くらいに思っていて

サッカー選手の価値や凄さに
気付いていませんでした。

トレーニングから選手たちが引き上げ
クラブハウスに戻っていき、

おそらくシャワーを浴びて
クラブハウスから帰宅する選手たちを
目の当たりにしていたのですが、

選手はほとんど知らないし、
人見知りのひろゆき少年ですから
声をかけるなんてもってのほか、

ただただボーッと正面を眺めていました。

その時、コンサドーレの試合を
全く見たことがなかった僕が唯一、
知っていたのが、

当時のコンサドーレの監督、
岡田武史監督でした。

父親に背中を押されたのか、
よく覚えていませんが、

岡田武史監督のサインだけを
ドキドキしながら貰い、
「ワ〜!」となっていたのを覚えています。
「岡田武史」という漢字のサインだったのも覚えている

そこで得た根本的な気付き

そんな中、

パッとグラウンドに目を向けると
二人一組になって、ずーーっと基礎練習を
し続けている選手がいたんです。

自主トレをしていたのでしょうか?

僕はその選手のことも知っていました。
有名でしたから。

当時、岡田さんとその選手だけは
知っていたような気がします。

「○○のサインが欲しい!!」

と思ったひろゆき少年は、
その選手の自主トレが終わるのを
ひたすらに待っていたのですが、

いつまで経っても終わる気配がなく、
ずっと1人だけ残って練習しているんです。

僕はその選手のサインだけ貰って
帰ろうと思っていたのですが、

全然終わってくれないんですよ。笑

僕以外もたくさんのギャラリーが
いたと思うのですが、

全員その選手の自主トレを
眺めていたような気がします。

結構な時間が経っていたので

「仕方ないからもう帰ろうか」

となり、結局その選手のサインを
貰えずに家に帰ってきました。

しかし僕はその時気付いたんです。

「上手くなるためには誰よりも
 練習しなきゃいけないんだ」

「上手い選手って誰よりも努力しているんだ」

今考えると当たり前の話で
常識中の常識ですが、

プロを見たことがない、

小学校低学年、中学年くらいの
子供にとっては大発見だったんですよ!笑

あそこで得た気付きが後々、
小学校高学年、中学生と自分の中で
当たり前の感覚になっていた気がします。

あ、言い忘れていました。
その選手がですね、、

誰だと思いますか?

今決めたのですが、
これをご覧の皆さんに当てて欲しいなと
急に思ったので、笑

このブログの下のコメント欄に
選手名を書いていただけませんか?^^

年代はかなり曖昧なのでヒントとしては
岡田武史監督だった時のコンサドーレの
有名選手です。

その後僕は、プロになってから
その選手と一緒のピッチで戦ったり、
サッカースクールでご一緒したりと、

サッカーはこれがあるから凄いですよね。

テレビやスタンドで見ていた選手と
一緒にプレーしライバルになったりするのですからね。

些細なキッカケが子供の急成長に繋がる

あの頃はたまたま父親がコンサドーレ札幌の
練習場に連れて行ってくれて

そこでその選手が最後まで自主トレしているのを
たまたま僕は見ることができて、

もしかしたらその選手は今思えばリハビリ中で、

チーム練習後にリハビリとして
基礎練習を行っていただけかもしれませんし、笑

そこはよく分かりませんが、

そんな些細なキッカケがプロになるための常識を
僕に植え付けてくれて今に至るわけなので、

どこでどんな影響が子供に与えられるか、
狙って出来るわけではないかもしれませんが、

やっぱり“キッカケ”があるのは
どうやら間違いなさそうです。

それは人との“出会い”かもしれませんし、
何かしらの“経験”かもしれませんし、

同じ出会い、経験をしたとしても
人それぞれ感じ方は違うでしょうが、

このJリーガーブログからの企画が
子供たちや保護者様に対して
“キッカケ”になると嬉しいですし、

ここに集まっている選手たちも
それをしたくてここにいると思います。

色んな情報が簡単に受け取れる時代に
なったからこそ、

生の声やプロの声が聞けて
しかもそれが1つにまとまっていることで
何か気付きを得ていただけると幸いです。

サッカーを通じて、皆様の成功の
アシストができればと思っています。

古田寛幸

追伸:
こちらの中でプロサッカー選手を目指す
子供たちと保護者様に向けて

選手全員の力で何かできればと考えています。
宜しくお願い致します!

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